オシムの言葉―フィールドの向こうに人生が見える
オシムの言葉―フィールドの向こうに人生が見える木村 元彦
おすすめ度 ★★★★★
★★★★☆ 2007-06-09 言葉の重みはその人の重み
読むほどにサッカーの深み、オシムの深みに引き込まれていく。
オシムの様々な体験、決断が彼の哲学を形成していることが丁寧な取材からよくわかる。
・決して押し付けない
・ユーモアを好み、周りへの気配りを絶やさない
・時に言葉ではなく、態度で示す
本書から、優秀な指導者であるオシムの魅力を、存分にうかがい知ることができる。
★★★★☆ 2007-04-16 歩んだ苦境
最高の指導者の1人と慕うドラガン・ストイコビッチのメッセージから始まり、2005年11月に行われたナビスコ杯初優勝後の監督会見で締めくくられる。
単なる単語と発言時期を羅列した語録集ではなく、著者自らの体験記とオシムという人間が歩んだ苦境に満ちた歴史の背景をシンクロさせている。ユーゴスラビアサッカーの歴史、そして成長していくジェフ市原・千葉の選手たちの証言からもオシムへの信頼と尊敬の意識が溢れる程伝わってくる。
今年初めて日本代表として迎える66度目の誕生日。その一ヶ月後、16年前に日本と闘った監督(キリンカップでパルチザンを率い日本に1勝1分)は日本を指揮しモンテネグロとのキックオフを迎える。
試合後、どんなユーモアを聞かせてくれるのだろう。
★★★★☆ 2007-04-08 言葉とは…人生とは…
サッカー人として、そして夫として、父として…希有な人生を過ごしてきたオシム氏。
自ら選択をし、今出来ることを最大限に行い、やり遂げるという人生観から紡ぎ出される言葉と態度は、時に厳しく、時に優しく、そしてウイットに富んでいる。
「今」の自分を見直したくなる、そして勇気をもらえる一冊。
★★★★☆ 2007-03-27 高貴な内容にそぐわない文章
正直なところ、評価が難しい本だ。
サッカー監督というより、哲学者に近いであろうオシムを少しでも知るためには手頃な入門書である。その点では、彼の人生をも踏まえて「星5つ」が妥当だろう。
しかし「ズタボロにされたスタジアム」、「選手的には……」、「意味深(長)」をはじめとして、文章の幼稚さが書籍の価値を著しく減じていることも否定できない。その意味を加味して、星をひとつ減じるのが適切だと判断した。
もしオシムが日本語に堪能であれば、著者と読書感想文の課題図書として選考した人間に、罰走を命じることだけは間違いないだろう。
★★★★☆ 2007-02-13 「言葉」の重みは経験が裏打ちする。
オシムの采配の裏にあるこれまで背負ってきた人生、考え方がよくわかり、
日本代表のこれからの成長が楽しみになる一冊。
人生においての勝負所をわかっている人はやっぱり強い。
言葉の重みが違うね。。。
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