Moanin' Art Blakey & The Jazz Messengers
Moanin'Art Blakey & The Jazz Messengers
おすすめ度 ★★★★★
誰もが口ずさんだといわれるアート・ブレイキーの代表的名盤。ファンキージャズといえばまず真っ先に思い浮かべるのが『モーニン』だろう。ボビー・ティモンズのペンによるこの曲は、アメリカ、ヨーロッパ、日本など全世界中でヒットした。モダンジャズ黄金時代を象徴する名曲で、日本におけるジャズブームの火つけ役ともなった。
この曲は幾度となく演奏されているが、最良のヴァージョンはやはりここに収められた最初の録音だ。本アルバムのメンバーはリー・モーガン(tp)、ベニー・ゴルソン(ts)、ボビー・ティモンズ(p)、ジミー・メリット(b)で、1958年10月30日に録音された。モダンジャズきっての「黒い」面々を擁した、ファンキージャズの至極ともいうべき演奏を展開。ハードバップ入門者はまず聴くべきアルバムだろう。(坂本良太)
Disc:1
1 Warm-Up and Dialogue Between Lee and Rudy
2 Moanin'
3 Are You Real
4 Along Came Betty
5 Drum Thunder Suite: First Theme: Drum Thunder/Second Theme: Cry a Blue
6 Blues March
7 Come Rain or Come Shine
8 Moanin' [Alternate Take][*]
★★★★★ 2007-01-18 ジャズの『運命交響曲』
ジャズの『運命交響曲』であり、ジャズを聴き始めた人にぜひ聴いて欲しい。表題曲「モーニン」の冒頭はジャズの中でも有名で、ファンキージャズの要素が凝縮されている。さながらクラシックにおける運命交響曲の冒頭を連想させる。運命のあの冒頭を受け入れない人はクラシックのある部分を好きになれないのと同様、この「モーニン」の冒頭を受け入れなければ、ファンキーといわれる東海岸のジャズの多くになじめないだろう。そんな試金石となるアルバムである。東芝EMIのアンケートで「友達に勧めたいブルーノートジャズNo2」となったのもうなずける。
このアルバムにはファンキージャズの楽しさが溢れる。思わず体が刻む4ビート、音色の煌めき。そんな格好良さと同時に、ブルーな感覚が全体に流れる。情感たっぷりで、アフリカから受け継がれたsoulを感じる。それは泥臭いものでもあるが、洗練されて大地の香りへと昇華されている。
どっぷりと浸かって聴くのが良い。最初の3曲を、body & soulで聴く。自分の中が暖かくなる。
★★★★★ 2006-08-07 最高です。
「MOANIN’」の素晴らしさを形容するのは難しいです。ベストの中のベスト、ジャズの楽しさを伝える名演。どう言っても足りない感じです。このアルバムは音楽のお好きな方にはどなたにでもお勧めできます。最高です。
★★★★★ 2005-10-16 名盤
ジャズを知らない人に「何かおすすめのジャズってある?」と訊かれたら、間違いなくこれを薦めます!
誰でも抵抗なく聴ける音だと思うし、何度聴いても飽きません。
★★★★★ 2004-12-15 5つの聴き所
?「モーニン」におけるベニー・ゴルソンのソロ。
⇒ゴリゴリ、バリバリ、ウネウネと、これぞモダンテナーの見本という感じ。
と言いつつ、他の誰にも似てないオリジナリティ。とっても気持ちよい。
?最もカッコイイ“ゴルソン・ハーモニー”。
⇒ゴルソン・ハーモニーと言えば、withカーティス・フラーものを指すことが多い。
でもちょっと渋くてマイナー感が漂います。ところがこの盤、超メジャーバンドの最盛期。
このメンツで吹奏されるゴルソン・ハーモニーは何たって最高!
?マーチがジャズだなんて変すぎる!
⇒今や何の違和感も持たずに名曲と言われる「ブルース・マーチ」。
でも、なんたってリズムがマーチだよ。それなのにジャズ臭がプンプン!
こんな曲、絶対に変!変なのにこんなに惹かれるって、結局またまたゴルソンが凄いってこと?
?唯一のスタンダード・ナンバー「カム・レイン」
⇒これがまたいいんだ。
ゴルソンが、モーガンが、ティモンズが、そしてブレーキーがゴリゴリ、バリバリ、黒くてブルージーでかつ知的な演奏を繰り広げる。
そんな中、最後にスタンダードが来るなんて、ホントのホッとさせてくれる。
この曲で一番好きなバージョンです。
?「サンジェルマン・ライブ」へ続く楽しさ・・・
⇒「モーニン」を聞き込んだら絶対に「サンジェルマン」を聞いてよ。
楽しさはまだまだ続く・・・。
★というわけで、5つの聴き所を紹介しました。こんな感じで私は25年以上この名盤を聞き続け、最近ようやく飽きてきました・・・。ハハハ。最高!
★★★★★ 2004-10-16 モノラル版ですが
演奏についてのレビューは他の方に譲るとして,どなたも言及していない重要なことをひとつ。
ある程度オーディオにこだわるとCDよりアナログレコードの方が音がいいと思うようになります。
このCDはバーゲンですし,別テイクも入っているので買ったわけですが
先日久し振りにレコードの方を聴いてみましてどうもヘンだな,と思い改めてCDを聴いてみてビックリ。(もっと早く気づけよ…)
このCD,モノラル録音なんです!おっと,お若いの,ここでひいてはいけません。
ステレオ版に比べて2本のホーンが一層迫ってくるのですよ。
リマスターということもありますが,これはレコードといい勝負しますよ。
聴いたことないけど,モノラル版のレコードと比べたらどうでしょう?
アナログ派としてはレコードの方がいいと確信していますが…
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